生活リズムのストレス

看護師は二交代制か三交代制で勤務していることが多く、仕事の都合で生活リズムが不規則になりがちです。あまり気にならないという人もいますが、心身には大きなストレスをかけているので気を付けなければなりません。人はもともと一定の生活リズムを保つようにホメオスタシスが働いています。そのため、生活リズムの乱れは体内の代謝にも影響し、身体にも心にも悪影響が出てきます。その一つとして大きいのがストレスで、明日は何時に起きなければならない、何時までに出勤しなければならないというプレッシャーに毎日さらされるのが原因です。ベテランの看護師になると生活リズムの不規則さにも慣れるから大丈夫だと言う人もいます。しかし、安易に慣れに任せてしまうと心身の不調を来す恐れがあるので注意しましょう。生活リズムの乱れが健康に大きな影響があり、ストレスの原因になっていることが広く知られるようになりました。その結果として看護師の勤務時間についても見直しを進めている職場がたくさんあります。病院や介護施設では24時間、いつでも看護師が現場にいなければならないこともあるのは確かです。しかし、夜勤専従看護師を用意するなどの対策をして、勤務時間を固定できるようにしているケースがあります。勤務時間が固定されている職場を選ぶと生活リズムが安定します。ストレスを緩和して健康的な生活を送るには、勤務時間が固定されているところで働くのも方法の一つです。